カオヤイ２日目のハイライト、ワイナリーのAlcidiniに行ってきました。
ちょっと遠かったのですが、オーナー家族から直接お話が聞けたり、こだわりのワインが何本も試飲できたりと、至れり尽くせりで大満足。
小規模ワイナリーでしたが、PB ValleyやGranmonteとはまた違った良さがありました。
Alcidiniは日本語であまり情報が出てこなかったので、レポしたいと思います。
Alcidiniに到着！
本当にここで合ってるの？というようなジャリジャリの小道や坂道を通って、ようやく到着。
車のドアを開けるやいなや、オーナーの奥様が「Welcome to Alcidini!」と笑顔で出迎えてくれました。
この日は私たち以外お客さんがいなかったからか、「あなたたち日本人？後でワインの試飲する？その前に、Alcidiniについて紹介させてね」とワイナリーの説明が始まりました。アットホームな雰囲気にびっくり。
奥様はご家族でアメリカ・サンフランシスコに長年住んでいたとのことで、英語が上手！かなり聞き取りやすかったです。
オーナーのご主人はもともとオーストラリアでワインを勉強し、ここカオヤイに2001年にワイナリーをオープン。
息子さんは、ナパバレーで６年間ワインの修行をしていたそうです。
下の写真の赤い橋は、ゴールデンゲートブリッジだそう（笑）
ちなみにAlcidiniは「ハチドリ」という意味で、エチケットにもハチドリの絵が印刷されています。
ブドウは他のワイナリーとは異なり（←ここ強調していた！）ケミカルな農薬を一切使用していないとのこと。
オーナーさんは黙々と作業中。
ブドウはシラーがメインで、あとは食用の種なしブドウやアボカド、レモンなどを作っているそうです。
お花も見ていってね！とお庭も案内してもらいました。
変わった植物がたくさん。
ひつじや
七面鳥がいました。肥料は牛の堆肥を使っているそうです。
景色もすごく綺麗でした。
ワインを試飲！
お庭を案内してもらった後は、室内へ。
最初に、Alcidiniで作っている種なしブドウや、干しぶどうを試食させてもらいました。
干しぶどうはもちろんノンシュガーで、色の濃さによって味が変わるのよ！とのこと。
たしかに緑っぽい干しぶどうは少し酸味があり、濃い干しぶどうは甘みが強く、一粒一粒に個性があり面白かったです。
そして！この手前の種なしブドウが美味しかった〜！！！後ほど500g140Bで購入しました。農薬を使っていないので、洗わずに皮ごと食べられるそうです。帰りの車の中でいただきました。
ワインは合計７本を試飲させてもらいました。（写真では６本ですが、実際には７本）
ロゼ、赤ワイン、最後に甘口ワインという順。
年代別の飲み比べや、それぞれの製法・ストーリーなどを息子さんに説明してもらいました。
大雨が降った2011年と、逆に雨が降らなかった2012年の飲み比べをしましたが、同じブドウ・製法なのに味が全然違って面白かったです。
試飲の料金は１人100Bでしたが、ワインを購入すれば無料になるとのこと。
夫は上の写真の一番左のワインが、私は甘口ワイン（左から２番目）が気に入り、おみやげ用にワイン３本とブドウ、レモン、ぶどうジュースなどを購入しました。合計3,000Bちょっと。
タイのワイナリーのオーナーさんと直接話すのは初めてだったので、ワインやカオヤイについて、たくさん伺うことができ楽しかったです。
オススメのカフェやホテル、観光地についても紹介してくれましたよ！
ワイナリー自体はPB ValleyやGranmonteなどの方が見応えがあると思いますが、２回目以降の来訪や時間的に余裕がある方はぜひ！
私たちも機会があったらぜひ再訪したいと思っています。
ワインもちゃんと勉強したいな〜。
Alcidini詳細情報
所在地： 176 บ้าน เพิ่ม สม บัิ ต ปากช่อง หมู่ 22 Wang Katha, Pak Chong District, Nakhon Ratchasima 30130
時間： 7:00-18:00
電話： 080 784 6969
サイト：http://www.alcidini.com/
FB：https://www.facebook.com/AlcidiniWinery/
